インテリア用語集

あ〜お | か〜こ | さ〜そ | た〜と | な〜の | は〜ほ | ま〜も | や〜よ | ら〜ろ | わ〜ん 

あ〜お

アーキテクト

設計者や建築家のことで、設計事務所などが名称でよく使います。

アーゴノミー系家具

家具の機能分類の呼び名の一つであり、体を支えるための家具の総称(人体系家具)で主に椅子やベッドなどをさします。

アームチェア

椅子の一種で左右両側に肘掛けのついた椅子のことです。
西洋で16世紀末までは椅子と言えばアームチェアのことをさしていました。

アームレスチェア

肘掛けのない背もたれ付き椅子で、主に食事や勉強や作業などに用いられる椅子のことです。

アール・デコ

1910年頃から流行した装飾のスタイルです。
直線的なデザインで幾何学的なモチーフと原色の対比が特徴で、1925年のパリ万博から1925年様式とも呼ばれています。

アール・ヌーボー

19世紀末から20世紀頭にかけて、流行した装飾や芸術のスタイルです。
花や植物等を模してつくられた曲線を多用した有機的装飾紋様が特徴です。

相欠き接ぎ

2本の木材を十字に組み合わせる接合方法で接合としては最も簡単なものです。
上端、下端を均等に相欠きする接ぎ方で、接着剤などと釘打ちかビス止めをして補強する必要があります。

アイソメトリック

インテリアの俯瞰図などによく使われる投影方法で一般的にアイソメ図といわれます。
間口・奥行き・高さが120度になるように描き3面を同程度に表す投影方法です。

アイランド型キッチン

キッチンがどの壁とも接しないで、島のように配置する形です。
回遊性ができるので、大勢でキッチンを囲むときにはぴったりです。

アクセントカラー

ベースカラーやアソートカラーに対して、小さな面積でアクセントをつける色です。
強調色とも呼ばれ、部屋では主に小物や絵などで空間にアクセントをつけます。

アクティブソーラー

太陽熱などを、集熱器や蓄熱槽などの機械設備を用いて積極的に取り入れるシステムです。
反対語はパッシブソーラーと言います。

アクソメトリック

アイソメトリックと似ていますが、アクソメトニック(軸側投影図法)の総称で物体を高さ・幅・奥行きの3面を一画面上に投影する図法です。
アイソメトリックはアクソメトニックの一部です。

アソートカラー

ベースカラーに対して、次に大きな面積でイメージをつくる色です。
配合色や従属色とも呼ばれ、家具やファブリックなどで空間をつくります。

厚張り

椅子張り工法の一つで詰め物を十分に入れる張り厚のある張り方です。

板目

木目が縦に並行しておらず模様が見える木取りです。
一般的に多いのは板目の板になります。
反対に柾目があります。

インシュレーションボード

ファイバーボードの一種で断熱性、吸放湿性、吸音性に優れており、軽くて寸法安定性も良く加工・施工が容易です。

インテリアエレメント

住宅空間における建具や家具や照明器具などの構成の要素のことです。

インテリアファブリック

カーテンや絨毯などインテリアに使う布の製品の総称です。
ベッドカバーやシーツなどもファブリックと呼びます。

ウィルトンカーペット

18世紀の中ごろにイギリスのウィルトン地方で作り始められた手織りのじゅうたん風合をもつ機械織の織物カーペットの一種です。
パイルが細かくて耐久性があります。

ウィンドエレメント

インテリアエレメントの一種で、主に窓に使うカーテンなどの構成要素のことです。

エクステリア

主に家の外の設備や環境を含めた言い方になります
玄関周りや庭の構成など全体的なデザインを指します。

エンボス加工

素材の表面に凹凸がついた型押しをして模様を浮き上がらせる加工のことです。

オイルステイン

木の着色に使用する着色剤の一種で、木に浸透させて着色をします。
水はじきなどが必要な場合は上塗りが必要になります。
ただ、匂いがきついので気になる場所で使用するときは水性ステインをおすすめします。

オイルフィニッシュ

木目を残しながらナチュラルに仕上げるオイル塗装で、自然な風合いになります。

か〜こ

カウチ

いわゆる寝椅子です。
肘掛と背もたれが一方についているソファーやベンチみないなものです。

かすがい

金物の一種で、両端が直角に曲がっているものです。
建築では柱と土台の接合部などで用います。

カットパイル

パイルの上部をカットしたものです。
足触りがやわらかく、リビングや寝室のラグなどでよく使用されます。

カトラリー

食卓で使うナイフやフォークやスプーンなどの総称ですが、本来は銀製のものになります。
今では金属や刃物類の総称としての言い方もありますし、木のカトラリーという言い方もあります。

間接照明

床を直接明るくするような照明ではなく、壁や天井などに光を当てて間接的に部屋を明るくする照明です。
建築化照明ではコーニス照明やコーブ照明が代表的な間接照明です。

強化ガラス

一般的なガラスに比べて3~5倍の強度を持つガラスです。
後で穴あけなどの加工はできません。
車のフロントガラスのようにヒビが入るとバラバラになります。

グレア

LED照明など眩しすぎる光源を直接見ると、目の光をとらえる感度がおかしくなります。
その状態をグレアと言い、通常に戻るには1分程度必要になります。

建築面積

建物を上から見た大きさのことです。
外壁の柱の中心を線で結び囲われた面積のことをいいます。

建蔽率

建築面積の敷地面積に対する割合です。
建築面積÷敷地面積×100(%)で表します。
不動産土地情報を見ていると書いています。

コーニス照明

壁と天井の境目等に照明を取り付けて、下向きに壁を照らす照明です。
カーテンボックスなどに取り付けて、カーテンを照らす方法もあります。

コーブ照明

壁と天井の境目等に照明を取り付けて、天井を照らす照明です。
天井の段差を付けて照明を仕込み天井を照らす方法が一般的です。

さ〜そ

サーモスタット式混合水栓

お湯の温度を決めておくと、その温度に調節したお湯が一定の圧力で出てくる混合水栓です。
主にキッチンやお風呂などで使います。

座位基準点

椅子の座面の高さを決める基準点のことです。
きちんと深く座ったときに一番重さがかかる点です。

サイドテーブル

ソファーの横やベッドサイドなどに置かれるテーブルのことです。
照明を置いたり、テーブルの横に置いて料理の仮置きなどにも使います。

サイドボード

背丈が腰ぐらいまでの横長の食器棚のことです。

サキソニー

カーペットではカットパイルの長さが15mm程度とかなり短く、弾力性に優れるという特徴があります。

シーラー

内装や外装の塗装や壁紙を貼るときに下地材に塗る材料です。
凸凹をなくしたり、上塗りや壁紙の接着を良くしたりする効果があります。

シェルター系家具

家具の機能分類の呼び名の一つであり、収納をするための家具の総称(収納系家具)です。
箪笥や戸棚、パーテーション等をさします。

ジャロジー

よくトイレやお風呂などについているガラスなどでできた羽状の窓です。

水性ステイン

木の着色に使用する着色剤の一種で、木に浸透させて着色をします。
オイルステインに比べて臭いも少なく、経済的です。

ステイン

名前でわかるかもしれませんが、着色という意味です。
歯磨き粉のCMで有名です。
オイルステインや水性ステインは染料に溶剤を混ぜた木などに使用する着色剤です。

セミアーゴノミー系家具

家具の機能分類の呼び名の一つで、主に作業するために必要な家具の総称(準人体系家具)です。
机やカウンター等のことをさします。

た〜と

タウンハウス

都市型低層集合住宅の形式の一つで、各戸ごとに専用の庭を持ち共用のオープンスペースが配置されているのが特徴です。

ダウンライト

天井に埋め込まれた照明器具で、首がふれるものなどもあります。
LED照明が主流になったおかげで、色味を変えたり明るさを変えたりできるものが増えています。

タッセル

カーテンを左右に引いたときに、束ねて止めておくためのバンドのことです。
一般的には布製品が多いのですが、ロープやチェーンなど様々なものがありアクセントにもなります。

ダクトレール

スポットライトなどを自由な場所に取り付けられるレールのことです。

建具

窓やドア、ふすまなど開閉するものの総称です。
建物の中は内部建具、サッシや玄関などは外部建具と呼びます。

チェスト

蓋つきの収納箱のことですが、最近は胸ぐらいまでの高さの整理ダンスのことを指すことが多いです。

ディテール

「神は細部に宿る」ミースファンデルローエが言ったとされていますが、その細部のことです。

テクスチャー

人間が五感で感じる質感や概念のことです。
見た目の感触や触った感覚や物の質感などのこともさします。

デッドストック

誰かに使われていた中古ではなく、新品のまま置かれていたもののことです。
アンティークの場合はデッドストック品の方が価値が高くなります。

テラゾー

床や壁などに用いられるタイルの一種で、白いセメントに砕いた大理石を混ぜ込み大理石風に作る人造石のことです。

な〜の

ナイトテーブル

ベッドサイドにテーブル照明や小物を置いたりするためのサイドテーブルのことです。

ナトリウムランプ

U字型の放電管内にナトリウムとアルゴンガスを封入したもので、効率が良く長持ちするため道路照明やトンネル照明によく使用ます。

長押(なげし)

和室の鴨井の上についている水平の板です。
昔は意味があったのですが、現在では意匠としてついています。
皆さんがよく額を飾ったり服をかけたりしている板の部分です。

均し(ならし)モルタル

下地コンクリートをうった上に綺麗に均すためのコンクリートです。

ネストテーブル

同じデザインの大きさが違うテーブルのことです。
普段は1つのテーブルで使い必要に応じて出すことができます。

は〜ほ

排水勾配

外部配管や内部拝観の排水管に勾配を付けて、つまりを防ぐためにする処置のことです。
1/100勾配や1/200勾配などと言います。

パーゴラ

庭やテラスなどに設けた格子状の棚のことです。
つる性の植物などを這わしたり、屋根に布をかぶせて陽をさえぎったりして使用します。

ハーフティンバー

木骨様式とも言い外壁に木造の柱や梁などの木造骨組を外部に露出し、木の間にはレンガや石積みで埋めた上に漆喰などで仕上げます。
昔の木造の洋館でよくみられます。

パーライトモルタル

モルタルに真珠岩や黒曜石を粉砕して焼成したパーライトを混ぜたもので、断熱性、吸音性が優れていて左官材料としてよく使用されます。

パイル

タオルやカーペットなどの毛足のことです。
カットパイルやループパイルなどが一般的です。

パッシブソーラー

太陽光や風、地熱などを利用して人工的な機械に頼らない方法です。
壁や床などに蓄熱効果のある煉瓦などを使用したりもします。
反対語はアクティブソーラーと言います。

羽目板

外壁や内壁などに、板を重ねて貼ったものです。
横に貼ったり縦に貼ったりするものがあり、それぞれ呼び方があります。
代表的なのにはドイツ下見板張り(横羽目)や本実張り(縦羽目)といいます。

ファイバーボード

木材の繊維を細かくほぐし、合成樹脂や接着剤などで固めて成型した木の板の総称です。

ベースカラー

アクセントカラーやアソートカラーに対して、大きな面積でベースのイメージをつける色です。
半分以上の色を決めるため、インテリアに重要な要素になります。

ま〜も

マイセン磁器

1710年にドイツのマイセン地方で始まった磁器のことです。
日本にも入ってきた後は模倣品がつくられました。
花模様が有名でドイツの花と呼ばれています。

舞良戸(まいらど)

框に板をはめ込み桟を狭い間隔で並べて取り付けたもので、横舞良戸と縦舞良戸など様々な種類があります。

間口(まぐち)

土地や建物などの正面から見たときの横幅のことです。
間口が○間のお店などの使い方をします。

柾目(まさめ)

木目が縦に並行して見える木取りです。
反りや狂いなどが少なく節が無い様にとれますが数がとれません。
反対に板目があります。

間柱(まばしら)

建築の柱は通常は910mm毎に入っていますが、その柱と柱の間に約45㎝間隔で入れる小さな材のことです。

無彩色

白や黒やグレーなど色が無い色です。
色があるのは有彩色と言います。

モールディング

天井と壁や窓枠などに装飾として用いる建築の意匠です。
額縁もモールディングと言います。

モザイクタイル

タイルのサイズが50mm以下の小さなタイルです。
洗面所やキッチンなどによく使用されるタイルです。

や〜よ

役物タイル

タイルの内で柱の角のタイルや壁の端のタイルを役物タイルといいます。
階段のコーナーや柱のコーナーなどでよく見られます。

遣方(やりかた)

建物を建てる前に、柱や壁などの位置や高さ、水平線などをしめします。

ユーティリティ

いわゆる家事室で、洗濯乾燥やアイロン掛けなどの多目的に使う部屋のことです。

有彩色

色相・明度・彩度なども持つ色のことです。
いわゆるグレーや黒などの無彩色以外の色のことです。

ユニット

工場で生産される構成材で機能的に1つにまとまっていることのことです。
ユニットバスやユニット家具などが代表的です。

ら〜ろ

ラッカー

透明塗料のことでクリアラッカーとも言います。
建具や家具などの木部に使用する塗料ですが、対候性や耐水性にかけるのであまり長持ちしません。

ランナー

カーテンレールについている丸い輪っかなどのことで、カーテンを引っかけて開閉する付属部品のことです。

ランバーコア合板

木材の小片を心材にして合板で挟んだ板のことです。
比較的狂いが少なく軽いためドアなどによく使用されます。

欄間

天井と壁や鴨居などの間に設けられた、通風と明かり取りのための格子などのことです。
彫刻で装飾されたものもあります。

ルーバー

羽目板の一種で採光や換気や目隠し等の機能を持ちます。
角度の調整できるものをバーチカルブラインドと言います。

ループパイル

パイルが輪っかになっているものです。
復元性が高いので主に廊下などで使用されます。

ロールスクリーン

窓によく取り付けれれる昇降式のウィンドエレメントです。
樹脂加工したものや布などが多く、用途によって使い分けます。

わ〜ん

ワークトップ

システムキッチンのフロアキャビネットの天板のことで、調理や作業を行うために清掃性がよく熱や水に強い素材が使用されます。
ステンレスや人工大理石が一般的ですが、水晶や天然大理石などを使ったものもあります。

ワードロープ

いわゆる衣装タンスのことで衣類を吊るして収納する家具の総称です。

ワニス

樹脂を溶剤や各種の調整剤を加えた透明塗料のことです。
ワニスを乾燥させる湿気に強く丈夫な塗膜が形成されます。
床や家具等様々な箇所で使用されています。

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